アメリカの大統領選挙が1週間後に迫るなか、トランプ大統領は最も重要な州とされるペンシルベニア州で演説し、民主党のバイデン候補を激しく批判しました。

 トランプ大統領:「バイデン氏の貿易協定で中国が台頭し、ペンシルベニア州は製造業の半分を失った。バイデン氏はペンシルベニアを裏切った。どうして彼に投票できるんだ?」
 ペンシルベニア州に集まる鉄鋼などの製造業は中国企業の台頭で大きな打撃を受けていて、トランプ大統領はバイデン氏が中国に甘いというイメージを強調してダメージを与える狙いがあります。会場では「中国の台頭は歓迎すべきことだ」とするバイデン氏の発言がビデオで紹介され、大きなブーイングが起きました。一方、バイデン氏もペンシルベニア州で演説し、トランプ大統領の新型コロナウイルスに対する姿勢を批判しました。
[テレ朝news]