いよいよ残り1週間を切ったアメリカ大統領選挙。現時点でトランプ大統領が不利と伝えられています。最終的にどちらが勝つのでしょうか。

 11月3日の投票日まで1週間を切り、選挙も終盤戦。
 トランプ大統領:「この選挙は私が経済を超回復させるか、バイデンが恐慌をもたらすかの選択だ」
 27日はミシガン、ネブラスカ、激戦のウィスコンシンと3つの州を精力的に回ったトランプ大統領。しかし、メディアが伝えるのはバイデン氏の優勢。28日に発表されたウィスコンシン州の支持率は・・・。
 トランプ大統領:「ABCとワシントンポストがフェイクの世論調査を出してきた。ウィスコンシン州で私が17ポイントリードされているそうだ。17だぞ!」
 トランプ大統領は自分が1ポイントリードしていると主張しました。
 民主党・バイデン氏:「ウイルスと戦わずに医師を攻撃する大統領をさらに4年も就任させるなど許されません」
 民主党のバイデン氏は28日、地元のデラウェア州で期日前投票を済ませました。トランプ大統領もすでに期日前投票を済ませていますが、今回の大統領選。この期日前投票が勝敗のポイントを握るとされています。アメリカでは投票日前に自分で投票に行く方法と投票用紙を郵送する2種類があり、新型コロナウイルス流行のなか、バイデン氏と民主党はこの郵送による投票を呼び掛けています。
 一方・・・。
 トランプ大統領:「(郵便投票は)集計に時間がかかり、その間に不正が起こり得る」
 郵便投票はバイデン氏に有利とされ、トランプ大統領は郵便投票に対して警戒感を示しています。そして、期日前投票に対して不穏な動きも。公式投票箱に投函された投票用紙が何者かに燃やされたり、トランプ大統領の共和党が教会や銃砲火店に独自の投票箱を設置、州政府の撤去命令に応じなかったり・・・。
 さらに、保守系のトランプ大統領を支持する武装市民グループ「ミリシア」が投票所での監視も行うとしていて、選挙自体にも影響を及ぼしかねない存在となっています。
[テレ朝news]