増え続ける東京の感染者に官邸関係者は再びの緊急事態宣言も可能性としてあると話します。政府が期待をかけるワクチンについても大臣から気になる発言がありました。
「緊急事態宣言」から「まん延防止等重点措置」に緩和されて9日目です。東京の感染者は増え続けています。
29日に発表された感染者は476人。先週の火曜日の22日より41人増え、10日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
西村経済再生大臣は想定済みとしていますが、そもそも東京では感染者が減りきらないままの宣言解除です。まん延防止措置も来月11日に期限を迎えます。
官邸関係者は再びの緊急事態宣言も「可能性としてはある」としています。
田村厚生労働大臣は時期を慎重に見極めるべきとしています。
何しろ、来月23日には東京オリンピックの開幕式です。
政府が期待をかけるのはワクチンですが、接種の加速を目指して始まったばかりの職域接種は今月25日に受け付けを一時休止。
政府関係者によりますと、受け付けは再開しない方向で調整中です。
すでに受け付けている分で、モデルナ製ワクチンは使い切る見込みだということです。
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