ハチドリの家のメンバーで町内のゴミ拾いに参加した際、真由子(井本彩花)が大樹(細田佳央太)から借りたリストバンドを、自分で返したいと相談されたさくら(真矢ミキ)は、彼女の淡い恋心を察し、大樹が出場する虹ヶ丘高校のバスケの試合に同行する。そこにはさくらが意識している大樹の父・岡林(鶴見辰吾)の姿もあって…。
試合後、大樹と一緒にバスケを楽しむ真由子の姿を見たさくらは、彼女が一瞬でも過去のトラウマを乗り越えている瞬間に希望の光を見出す。
後日、夏美(西本まりん)が隠し持っている携帯に、大樹から電話がかかってきた。夏美は真由子になりすまし、大樹の家に遊びに行く約束を取り付ける。夏美の機転に心躍る真由子。しかし、ハチドリの家は無断外出禁止。さくらは再び真由子から相談をされることに…。
そんな中、ハチドリの家の食事係を担当中の雪乃(新川優愛)はまたしてもオムライスを作っていた。リクエストを出した当の朝子(倉島颯良)はいっこうに部屋から出てこない。心配した雪乃が朝子の部屋を開けると、ぐったりと横たわる朝子を発見する。そこで雪乃はあるものを見つけ…。
一方、さくらは、岡林から町内会のお祭りの開催場所としてフリースクールの庭を借りたいと相談される。岡林が真摯な人であることからさくらは協力を申し出るが、桃子(名取裕子)からは、子どもシェルターであることが分からないようにすること、子どもたちのプライバシーを絶対に守ることを条件に承諾を得る。庭を見に来た岡林は、さくらたちにも祭りの夜店を出すことを提案する。仲睦まじく会話していたふたりだったが、そう思ったのも束の間、さくらは岡林から思いもよらない厳しい提案を突きつけられ…!