#新井恵理那 #あらいーな #ご当地グルメ
ちまたで話題の“ちょっといーな”情報を、日替わりで紹介する「新井恵理那のあら、いーな!」。
28日のテーマは、「“映え”ないけど・・・味は絶品!お取り寄せご当地グルメ」です。
あまり知られていなかったけど、実はとてもおいしい2品を紹介します。
コロナ禍で旅行に行けない今、人気なのが、お取り寄せのご当地グルメ。以前は、瓶に入った海鮮をご飯にかけて食べる「瓶ドン」や、中にマダイの身が詰まった「南高梅」など、SNS映え抜群のご当地グルメを紹介しました。
第2弾は、ちょっと見た目が地味で、“SNS映え”こそないものの、味は絶品!もっと人気になってほしい!お取り寄せご当地グルメです。
■京都・舞妓も愛する“お好み焼き”
まずは、京都府。舞妓さんでおなじみ、風情ある町・祇園からです。
土産物店の袋のような入れ物には、「洋食」という文字があります。見るからに和風な袋に入った、その中身は・・・お好み焼きです!
その名も「壹錢(いっせん)洋食」。これは、祇園で広く知られた店が出す、京都風のお好み焼き。よく見掛けるお好み焼きと、何が違うのでしょうか。それは、具材です。
お好み焼きと言えば、豚肉にキャベツ、モヤシといった具材が一般的ですが、壹錢洋食は、九条ネギやおばんざいで使う甘辛コンニャクなど、京都らしい食材を始め、牛肉や卵、桜エビ、ちくわに天かすなど、具材がてんこ盛りの9種類入っています。
そんな具材をだしの効いた生地で包み込んだお好み焼きは、舞妓さんたちもとりこにする、京都の大人気グルメです。
なんとこの商品は、そんな店の味を自宅でも電子レンジでチンするだけで、再現できるのです。
生地がふわふわで、かんだ瞬間にふわっと溶けていくように、卵がとろけ出して、コンニャクの弾力、あとは牛肉のうまみ、九条ネギの香り・・・。色んなおいしさが攻めてきて、とにかくインパクトがすごいです!
壹錢洋食というこの名前、実は、昭和初期に関西の駄菓子屋さんで、一銭で売られていたソースを塗ったおやつ「一銭洋食」から名付けたそうです。
また、当時はソースをかければ、すべて「洋食」と考えられていたため、洋食という名前が付いたのだそうです。
■青森・めんつゆ使う!?“焼きそば”
続いては、青森県黒石市からです。
中には、焼きそばソースと、めんつゆ。さらに、焼きそばというより、焼きうどんのような太麺も特徴のようですが、早速作ってみました。
まず、鍋の水にめんつゆを入れて温めます。続いて、鍋ではなくフライパンで、お好みの具材を炒め、麺を投入。そこに、先ほどのめんつゆを大さじ2杯入れてほぐし、麺がほぐれたら、焼きそばソースを入れて炒めます。
これで完成ではありません。なんとここに、温かいめんつゆを入れたこれこそが「黒石つゆやきそば」です!
しょっぱくも辛くもない、優しい味わいです。この太麺が、焼きそばのソースだけではなく、麺つゆとしっかり絡まっているので、とても合います。
その誕生について一説では、電子レンジがなかった時代、冷めた焼きそばを温め直すために、めんつゆをかけたのだと言われています。
ちなみに、付属のウスターソースを入れれば、さらに味にコクが出て、おすすめです。
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