新型コロナウイルスに新たに神奈川県の30代の男性が感染していたことが分かりました。男性は自治体の職員で、クルーズ船で陽性反応が出た患者を病院に搬送していました。

 厚生労働省によりますと、30代の自治体の職員の男性は10日に横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの陽性反応が出た患者を病院に搬送したということです。男性は患者を搬送する際、ゴーグルとマスクを装着していましたが、その日の夜に発熱しました。翌11日に熱は下がりましたが、14日に帰国者・接触者外来を受診して検査したところ、陽性と判明しました。ただ、厚労省は「新型コロナウイルスの潜伏期間は1日から12.5日で、今回は患者の搬送から数時間以内に発熱していることから、患者の搬送が感染の契機と考えるのは難しい。可能性は低いのではないか」と話しています。
[テレ朝news]