人工知能を使った仮想通貨の取引に投資して、高い配当金を得られるなどとうたい、客から現金をだまし取ったとして、男4人が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、「オズプロジェクト」の元幹部、石田祥司容疑者(59)、山下幸弘容疑者(61)、橋谷田拓也容疑者(46)、戸島正道容疑者(52)の4人です。

 関係者によりますと4人は、2017年からビットコインなどの複数の仮想通貨を、人工知能「AI」を使って自動で運用をすることで、高い配当をうたった投資話を持ちかけ、客から現金をだまし取った疑いがもたれています。

 警察は、4人の認否を明らかにしていません。

 警察は4人が、投資した金が4カ月で2.5倍になるなどとして、北海道から沖縄まで全国の約1万5000人から約65億円をだまし取っていたとみて全容の解明を進めています。