ラジオJAG vol.13「山本政志/鬼才・自由人・無茶苦茶」
浅野典子×山本政志(映画監督)
日本インディ映画界の鬼才・山本政志。38年間にわたり、インディ映画にこだわり続け、様々な角度から映画界に問題提起し活動を続ける。映画の内容はハチャメチャだったりもするが、どの映画にも色があり、においがある。海外での評価も高い。
その山本政志と浅野典子が忖度なしのガチトーク。
一瞬本気の喧嘩ともとれるトークには愛があります。是非、聴いてください!!
<ゲスト>
山本政志(Masashi YAMAMOTO)
本格的デビュー作「闇のカーニバル」(1983)が、ベルリン・カンヌ映画祭で連続上映され、続く「ロビンソンの庭」(1987)は、ベルリン映画祭Zitty賞/ロカルノ映画祭審査員特別賞/日本映画監督協会新人賞を受賞。香港との合作「てなもんやコネクション」(1990)では専用上映館を渋谷に建設し、5ヶ月間のロングラン上映を敢行。ジャンクフード」(1997)-ベルリン映画祭、トロント映画祭―を全米12都市で自主公開、「リムジンドライブ」(2001)では単身渡米し、全アメリカスタッフによるニューヨーク・ロケを敢行、人気セクシー女優蒼井空そらを主演に据えた「聴かれた女」(2006)は、英、米を初め7カ国でDVDが発売され、2011年には、超インディーズ作品「スリー☆ポイント」を発表、2012〜13年は実践映画塾「シネマ☆インパクト」を主宰し、12人の監督とともに15本の長短編作品を世に送り出し、その中から、メガヒット作大根仁監督「恋の渦」を誕生させた。そして、「恋の渦」の全収益を注いで制作した「水の声を聞く」(2014)は、ベルリン映画祭、香港映画祭、ニューヨークJAPAN CUTに正式出品され、キネマ旬報ベストテン9位、映画芸術ベストテン6位、高崎映画祭新進女優賞(玄里-ヒョンリ-)受賞など、国内外で高い評価を受ける。国境やジャンルを越えた意欲的な活動と爆発的なパワーで、常に新しい挑戦を続けている。
<パーソナリティ>
浅野典子 (Noriko ASANO)
BOOWY 氷室京介を起用した 8mm 自主映画『裸の24時間』、少年院 LIVE(出演/泉谷しげる、憂歌団)、高城剛をプロデュース。 その後、海外でも幅広く活躍するDJ KRUSHや澤田純(画家/音楽家)をプロデュース/マネージメントする傍ら、2006年から『African JAG』を主宰。アフリカの最貧困国へ自ら赴き、そこに必要な支援を行っている。 現在までに52カ国、98都市を訪問。
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<JAG Projectとは>
JAG Projectは、音楽や映像、アート、写真等様々な表現を用い人々に陶酔と感動を与える傍ら、世界中に存在する問題を社会に提起していくことを基本コンセプトとしています。
<Radio JAGの役割>
最近SDGsという言葉をよく聞きますが、その本質を知っている人がどれだけいるでしょうか。
今でも戦場で戦う少年兵のこと、今日を生き延びるために懸命に生きる子どもたちのこと。私たちは「ラジオ JAG」を通し、自らが体験した事や世界の現状を分かりやすく伝えていきます。 時には写真や映像を使い一緒に考える時間を作りたいと思っています。
また、日本国内において問題になっている、いじめや差別、孤独に悩む人たちに元気と居場所を与えられるような時間を提供します。
ゲストには世界で活躍するアーティストや常識という枠に捕らわれない表現者が毎週登場します。
SDGsの本質は「我々の世界を変えること」です。 共有する時間を作ることによって知る力、考える力を身に付けること、笑顔になれること。そして力を蓄えること。 これこそがSDGsを実行に移す第1歩だと考えています。