女優の栗山千明さんが10月10日、東京都内で行われたライトノベルの新人賞「このライトノベルがすごい!大賞」授賞式にプレゼンターとして登場した。この日は栗山さんの29歳の誕生日で、サプライズとしてバースデーケーキをプレゼント。栗山さんはケーキを見て驚いた様子で「うれしいです。ありがとうございます」と満面の笑みで語った。
同賞は、2005年から毎年刊行しているライトノベルのガイド本「このライトノベルがすごい!」(宝島社)から生まれた新人賞で、第4回となる今年は424作品の応募があり、栗山さんは特別選考委員を務めた。大賞は長谷川也さんの「セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常」が輝いたほか、金賞&栗山千明賞は小泊フユキさんの「魔法学園(マギスシューレ)の天匙使い」、優秀賞はサブさんの「ヒャクヤッコの百夜行」、藤瀬雅輝さんの「非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに」が受賞。受賞作はすべて「このライトノベルがすごい!文庫」から発売されている。
栗山さんは第1回から同賞の特別選考委員を務めており、「私自身、ライトノベルのファン。第1回から審査委員として携われて光栄」と話し、今回の受賞作について「元気と勇気をいただける作品が多かったと思います」と評していた。(毎日新聞デジタル)