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♪映画を暗記科目にしたくない!♪
守鍬刈雄が独自視点でひとつの映画を考察・レビューし、それを解説してたり、あらすじを紙芝居にしたりしてます。
#すぐにわかる #守鍬刈雄 #vtuber
1974
監督 フランシス・フォード・コッポラ
脚本 マリオ・プーゾ
フランシス・フォード・コッポラ
出演者 アル・パチーノ
ロバート・デュヴァル
ダイアン・キートン
ロバート・デ・ニーロ
ストーリー(wikiより)
この映画では、二つの物語が同時進行で語られる。一つ目の物語の舞台は1958年から1959年で、前作『ゴッドファーザー』に続くマイケル・コルレオーネの姿が描かれる。もう一方の物語は1901年から1941年までの、マイケルの父ヴィトー・コルレオーネの在りし日の姿を描く。幼い頃にニューヨークに渡りコルレオーネ・ファミリーを築いていくヴィトーの物語が、現在のファミリーを守るために戦うマイケルの物語と交錯(クロスカッティング)する。
マイケルのパート
1958年。父ヴィトーの跡目を継ぎ、ニューヨーク五大ファミリーのドンたちのによって社会の強力な権力を得たマイケル・コルレオーネは、ネバダ州に本拠を移していた。タホ湖の湖岸にある邸宅では息子アンソニーの初聖体式を祝う盛大なパーティーが開かれており、組織の古参ピーター・クレメンザ後に、彼のニューヨーク(NY)の縄張りを継承したフランク・ペンタンジェリも来ている。ペンタンジェリはNYの縄を巡って同じくクレメンザからその一部を譲り受けたと主張するロサト兄弟と対立しており、その解決をマイケルに頼む。しかし、ロサト兄弟の後見には大物でヴィトーの盟友であったハイマン・ロスがおり、事を荒立てたくないマイケルは我慢するように言う。その晩、マイケルは妻のケイと共に就寝中のところを、寝室の窓の外かを受ける。
正体はわからないが、身近な者が関わっっていること、またNYの件と関係があると見たマイケルは、本拠を義兄弟で組織の弁護士であるトム・ヘイゲンに任せ、マイアミにいるロスの邸宅に赴く。マイケルは父の代から続くファミリーとロスとの長年の協力関係を強調した上で、自分をさせたはペンタンジェリだと告げ、彼をすることで合意する。次にその足でブルックリンに赴いたマイケルはペンタンジェリと会見し、事件の黒幕はロスだとわかっていると告げた上で、彼を油断させるためにロサト兄弟と会談して欲しいと依頼する。マイケルの希望に従い、ペンタンジェリはロサト兄弟との会談場所に赴くが、兄弟に裏切られてガロットで首をめられる。音を聞き現場に駆けつけた警察によってペンタンジェリは助かるが、自分はマイケルに裏切られたと考える(ただし、表向きペンタンジェリのは不明となる)。
1958年末、マイケルはロスの誕生日パーティーが開かれるキューバのハバナへ向かい、多くの者たちと共にロスと会見する。現在、キューバはアメリカの支援を受けるバティスタ政権とカストロ率いるによるが起きており、マフィア達勝ち、キューバ利権が失われることを危惧していた。遅れてマイケルの兄フレドがハバナへと到着し、マイケルはフレドに自分をとしているのはロスで、間もなくすることを伝える。マイケルとロスは改めて会見し、マイケルはペンタンジェリをしたのは誰か問い詰めるが、ロスは動じることもなく、逆に自身が目をかけていたモー・グリーンを、その利権を奪い去ったマイケルを非難する。また、マイケルはフレドの失言によって、彼がロスの内通者だったと知り、激怒する。
マイケルは手下にロスとその側近ジョニー・オラのを命じ、オラはされたがロスは発作を起こして病院に運ばれ、辛くもの手を逃れる。さらに1959年の新年パーティーの最中、政府高官がに勝利したことを出席者達に知らせ、一転して場はパニックに陥る。マイケルも他の多くの客と同様にハバナから離脱しようとするが、同行することを拒否したフレドは一人で逃走する。タホ湖の邸宅に戻ってきたマイケルはトムから報告を受け、ロスはキューバを脱してマイアミで静養中であること、フレドはおそらくNYにしていることを伝える。さらにケイがしたことを教えられ、マイケルはショックを受ける。
ロスの差し金により、連邦議会上院で組織に対する特別委員会が開かれることとなり、表向き実業家となっているマイケルがされる。委員会側ではマイケルにられたと勘違いし、組織の内幕をよく知るペンタンジェリが告発の証人になろうとしていた。マイケルは公聴会にて五大ファミリーなどの厳しい質疑を受け窮地に立たされるも、トムと相談し、弱みを握るギアリー上院議員の反対演説などで巻き返していく。そしてペンタンジェリの証言日、マイケルは彼の兄をシチリアから呼び寄せ、していることを暗黙に示し、土壇場でペンタンジェリは証言することを拒否する。
一方、マイケルはケイから子供を連れて出て行くと伝えられる。突然の出来事に驚き狼狽するマイケルに対し、ケイはもはやのドンとして非情な手段でのし上がるマイケルについていけなくなったこと、さらにの真相がであったことも明かす。激怒したマイケルはケイつけ、子供は渡さないと言い放つ。結局、マイケルは子供たちの親権は自分に残したままケイと離婚し、彼女を冷たく家から追い出す。
家族のために行動しているのに、次々と家族を失っていく事態にマイケルは母に、父はなぜ家族を守れたのかと問う。その母も間もなくして、そのには疎遠になっていた妹コニーやフレドも参席する。コニーと和解したマイケルは、彼女の願いでフレドの帰参も許す。そして互いに抱き合うが、マイケルは腹心のアル・ネリに意味深長な目線を投げる。
窮地を脱したマイケルは今回の出来事についてすべて精算することをトムに告げる。まず、トムは連邦政府され、で特別待遇を受けるペンタンジェリに面会に行き、残された家族を守るためにはが最善だと仄めかす。その言に従いペンタンジェリは浴室で手首する。次にイスラエルへのを企てるも失敗し、アメリカに戻ってきたロスは、空港にて記者に変装したロッコにされる(また、ロッコはその場でされる)。最後に、アル・ネリと共にボートで湖に出ていたフレドは、釣りの前の祈りの最中に彼にされる。湖畔に響くを聞くマイケルは、一人、1941年の父の誕生日に兄弟たちが集まった時のことを思い浮かべる。日本とが始まり、マイケルは兄弟に志願したことを打ち明け、長兄ソニーが反発する中、フレドだけはその選択を支持する。
に勝利するも家族の大半を失ったマイケルは庭で虚ろな表情を浮かべるシーンで映画は終わる。
ヴィトーのパート
1901年、シチリア島コルレオーネ村。まだ9歳の少年ヴィトーは、父アントニオが地元のボスであるドン・チッチオに殺され、さらにとしてチッチオを狙った兄パオロも返り討ちに遭いる。掟に従い今度はヴィトーが狙われるがチッチオの下に助命嘆願に向かった母が身代わりとなって、ヴィトーは村の者たちの手を借りて一人でアメリカへ向かう移民船に乗る。その後、ニューヨーク港で入国管理官に名前を尋ねられるも英語がわからないヴィトーは押し黙ってしまう。管理官はヴィトーが持っていた名札を誤読し、出身地名を名字に読み替え、ヴィトー・コルレオーネと名簿に登録する。
1917年。成長したヴィトーは結婚し、長男ソニーにも恵まれる。ヴィトーは友人ジェンコ・アッバンダンドの家が経営するリトルイタリーの個人食品雑貨店で堅実に働いていたが、地元でのファヌッチの横槍で職を奪われてしまう。家族を養わなければならないヴィトーは、隣人のピーター・クレメンザに誘われて裕福なアパートから赤い絨毯を手伝いを行い、これが生涯で最初のなる。
1919年、ヴィトーとクレメンザはさらにテシオを加え、それなりに上手く稼ぎ、生活できるようになっていた。この成功を聞きつけたファヌッチが高額のを要求してくる。怒る仲間を制し、ヴィトーは自分に任せるように言う。リトルイタリーの祭りの日、ヴィトーはファヌッチをする。そのまま、家に帰ってきたヴィトーは生まれたばかりのマイケルを優しく抱き上げる。
地元住民達から者のファヌッチをヴィトーことは公然の秘密となっており、ヴィトーは周りの者たちから尊敬を得るようになっていた。街の相談役として頼まれてトラブルの調停などを行うようになり、確かな交渉の腕を持つ上に、公正で弱者に優しいヴィトーはますます声望を高め、クレメンザやテシオも、ヴィトーを自分たちのドンと認める。また、旧友ジェンコと組んで、シチリアからのオリーブオイル輸入事業を行う「ジェンコ貿易会社」を立ち上げる(これは生涯にわたってヴィトーの表向きの商売・肩書きとなる)。
1925年、アメリカで成功を収めたヴィトーは家族を連れ、故郷のシチリア島コルレオーネ村へ帰省する。オリーブオイル事業のシチリア島での協力者でもあったドン・トマシーノと協力し、ヴィトーはドン・チッチオの邸宅を訪ねる。かつての少年とは知らず、単なるアメリカの実業家との会見と認識する老いたチッチオであったが、ヴィトーは正体を名乗ると果たす。ヴィトーと家族達は、車椅子に乗ったトマシーノらに見送られながらコルレオーネ村を離れる。