塩野義製薬は新型コロナウイルスの治療薬について、国内で治験を始めたことを明らかにしました。

 塩野義製薬によりますと、この治療薬は注射や点滴の必要がない飲み薬で感染後、早い時期に服用してウイルスを減らすことで重症化を防ぐことなどが期待されています。

 これまでに動物を使った試験でウイルス量を低下させることが確認されているということです。

 治験は22日から健康な成人75人を対象に始まっていて、安全性などを確認します。

 塩野義製薬はこの治療薬の実用化のめどについて時期を明らかにしていません。
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