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今回紹介するのは、 夢の回想録 高田賢三自伝 という本です。
日本のファッションデザイナーのパイオニア。
著者の高田賢三氏は、自分のようなファッションに詳しくない人間でも、ケンゾーブランドの創立者として名前ぐらいは知っているし、過去にケンゾーブランドのグッズを身につけたことさえ多分あると記憶している。本書はその賢三氏の自叙伝である。
著者は日本で経験を積んだ後、パリへ旅立ちそこを拠点とすることになるが、著者の凄いところは物怖じせず、どんな有名人とも自然体で付き合ってしまうところだ。西洋人に対してもまったく気後れせず親しく友人や恋人になってしまう。そしてパリのファッション界で最も認められた日本人に登り詰めていく。その背景にあるのは、自分の才能を信じて、楽しいことは徹底的に楽しむという著者のライフスタイルによるところもあるだろう。その明るさで洋の内外を問わず人々を巻き込んでしまうのだ。
その一方で、ビジネス面では苦い経験を重ねることになる。ファッションデザイナーと経営者の両立を一人の人物が兼務するのは無理のようで、信頼できるパートナーが必要だが、著者の場合は不幸な死に別れもあり、パートナーには恵まれず、結果として自分のブランドを失う結果に陥る。また、ファッション業界自体が個人の才能に頼るだけでなく、大企業が業界を支配する構造に変わったことも要因としてあるのだろう。更に言えば、賢三氏がフランス人ではなく、日本人であることも作用した可能性がある。
ただ、著者はその後も夢を追い続けるという姿勢を崩すことなく、写真を見ると78歳とは思えないほど驚くほど若々しい。失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢には勇気を頂いた。
以上、興味のあるかたは、実際の商品をアマゾンなどでご確認ください。
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