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声優の松岡禎丞が11日、都内で行われた劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』《後編》公開記念舞台あいさつに参加した。人気アニメ『美少女戦士セーラームーン』の25年ぶりとなる新作アニメ映画で、物語の鍵を握るペガサス/エリオス役を演じた松岡は起用について「ドッキリかと思いました」と半信半疑だったと明かし、「オーデションがスコーンッと早く終わって手応えを全く感じなかった」と回想した。

「そのままエリオスを演じて、自分のやりたいエリオス像をゴーンって出して『はい、はい、お疲れまでした!』って感じで終わったので落ちたな、でも悔いはないと。台本を頂いたときはやった~!とかじゃなくて、ンンンッて感情なんです。うれしいとかいろんな感情が渦巻いているんですけど」と独特の言い回しで振り返り、セーラーちびムーン/ちびうさ役の福圓美里も「でもわかります」と共感。松岡は「ンンンッ信じられない、自分でいいの? 恐れ多い…みたいな」と複雑な心境を現した。

またそんな松岡を悩ませたのがエリオスが棲む“エリュシオン”というせりふ。「落とし穴かと思った。最初は気にしてなかったんですけど、『エルシオン』って言っちゃうんですよ、僕」と振り返ると、福圓さえも「あれ? エリシオン?」と混乱。「何回も間違えてしまって。エリオスってすごく状況を説明するんです。説明してると、ヤツがくるんです。松岡個人の雑念があってはいけないので、やろうと思えばやろうと思うほどやけにそこだけ立っちゃうんです…。ゲシュタルト崩壊していって、今自分が言ってるのは合ってるのかなって」と苦戦ぶりを明かした。

見どころのひとつとなるのが、ちびうさとエリオスの淡い恋の行方。松岡は「ちびうさとのラストシーンがなんていいんだろう、って。これ映像化してよかった…!って。ただ、あそこでモヤっとしたのが、ここから2人の関係性はどのように進んでいくのか」と疑問を呈すると、福圓は「エリオスはちゃんとした言葉を言ってない。ちびうさがわかりやすく問いかけても、なんかうまくはぐらかしてますよね!? はっきりせいや」と納得行かない様子。

そこにちびうさの未来の“父”でありタキシード仮面/地場衛役の野島が「確かにチュウとかしておいて…」といい、“母”であるエターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃は「ウチの娘をどうするつもり?」と援護射撃。これに松岡が「エリオスは責任はとる男ですからね」と言い切ると、三石は「よかったわね、あなた。じゃあ快く婿殿をお迎えする?」と満足げにほほえみ、野島も「そうしよう。飛んで逃げないようにな!」と乗っかって笑いを誘っていた。

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#松岡禎丞 #鬼滅の刃 #セーラームーン