AKB48の田野優花(20)が2日、東京・丸の内TOEI2で行われた初主演映画「リンキング・ラブ」(28日公開、金子修介監督)の完成披露舞台あいさつに登場。共演の石橋杏奈(25)らが踊るAKBのキレキレダンスに驚いたことを明かした。

 1991年のバブル期終焉直後の世界に、両親の離婚危機を阻止するためにタイムスリップしてしまった女子大生の奮闘を描くコメディー。出演者が、バブル期に存在しないAKBの「恋するフォーチュンクッキー」や「フライングゲット」を踊るダンスシーンが見どころの一つとなっている。

 途中からダンス練習に合流したという田野が「完成度が高くて現役(メンバー)よりすごいくらい。女優さんなのでプラス表現力もあって、私も頑張らないとと思った」と語れば、石橋も「歌で精いっぱいなのにダンスもするのが大変。フォーメーション(の移動)が難しかった」とアイドルの大変さを知り驚いた様子。「田野ちゃんはダンスもキレキレで、格好良かった」と憧れの様子で語っていた。

 今作が映画初出演で初主演の田野。「すごく大きな仕事を頂けたのが信じられなくて、最初はドッキリかと思った」というが、石橋や白洲迅(24)、加藤諒(27)ら個性派俳優に囲まれ「楽しみながら撮影できました」と感想。バブル期のボディコンは相当気に入った様子で、「自分の顔の濃さ的に似合いますよね。(大きな)扇子も持ちたいし、コスプレする機会があったら、ボディコンにしようかな」と語っていた。

スポーツ報知