東京オリンピック・パラリンピックで海外からの観客受け入れが取りやめになる可能性について、長野オリンピックに出場したフランス人メダリストが「外国人選手に影響はある」と語りました。
長野五輪フィギュアスケート銅メダリスト、フィリップ・キャンデロロさん:「参加国のサポートがなければ必然的に外国人選手のパフォーマンスに影響を与えるでしょう」
フランスのフィリップ・キャンデロロさんは1998年に長野で開かれた冬季オリンピックのフィギュアスケートで銅メダルを獲得しました。
日本でのオリンピックを振り返り、家族やフランスから来た観客の声援がなければどんなパフォーマンスができていたか分からないと語りました。
日本人だけでも観客が入った場合はメリットがある海外選手もいるとしました。
長野五輪フィギュアスケート銅メダリスト、フィリップ・キャンデロロさん:「長野の競技場では日本人の観客が私を応援してくれたから、それはアドバンテージとなりました。日本人は国際的なスターを高く評価し、熱心に応援することがあります。それは一部の人にはメリットであり、別の人にはデメリットです」
東京大会での海外からの観客受け入れについては25日の聖火リレーまでに決められる予定です。
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