一部に異物の混入が判明したモデルナのワクチンについて、国が使用の見合わせを決めたロット番号のワクチンが、岩手県内でも2400人あまりに使用されたことが明らかになった。

厚生労働省はモデルナ社製のワクチンに異物の混入の報告があったとして、3つのロット番号のワクチンの使用を8月26日から見合わせている。

県は26日、該当するロット番号のワクチンが、県内の2477人に接種されていたことを明らかにした。
接種されたのは8月21日、22日に紫波町で行われた集団接種での1731人と、8月17日から25日に行われた職域接種での746人で、これまでに健康被害の報告は入っていないという。

きょう接種を受けた人は…
「ちょっとびっくり。情報を全く知らなかったので、それを聞くと不安になります」

県は「次の土日の集団接種については、該当しないワクチンで予定通り行う」としている。