医師から真由子(井本彩花)に急性白血病の疑いがあると聞かされたさくら(真矢ミキ)は、真由子の父・門倉稔(中野剛)に会いにいく。門倉から真由子が幼少時に白血病を発症していた事実を知るさくら。さらに医師からの連絡で、真由子が以前、受診した病院の記録から、骨髄移植の適合者は真由子に性的虐待を働いた兄・門倉祐二(金井浩人)だと医師から聞き、愕然とする。
さくらから報告を受けたスタッフルームでは、真由子の今後の対応について、桃子(名取裕子)、雪乃(新川優愛)、多喜(山崎静代)が各々の意見をぶつける。父はエリートサラリーマン、母は専業主婦、兄の祐二は一流大学出身…と絵に描いたような上流家庭。しかし、祐二がさらに事件を起こしてから、家庭内は劇的に変化していた。それでも、真由子の命を最優先に考え、さくらは再度、真由子の父・門倉へ直談判しに赴く。兄・祐二に真由子を救ってもらうために…。
一方、大樹(細田佳央太)に過去を知られ、「そういう奴と関わりたくない」と言われてしまった真由子。朝子(倉島颯良)はタロットで「周りに裏切り者がいる」と占う。しかし、大樹とは「深い結びつきがある」とも…。大樹に話をした張本人、夏美(西本まりん)は相変わらず悪気ない上に、素知らぬ顔。結局、真由子はさくらが裏切り者だと誤解し、さくらを無視するように。
さくらが真由子のために奔走していたある日、みどり(hibiki)と隼人(遠藤健慎)が無断外出をする。真由子を傷つけた大樹がいる虹ヶ丘高校の体育館へ向かっていた…。
過去に犯した「罪」、そして「償い」がそれぞれの立場で語られる第6話。さくらは、子どもたちと一緒に台所に立ち、心からの思いを伝える。