航空自衛隊の基地で哨戒機が滑走路を外れたトラブルについて、原因究明に向けた調査が始まりました。

 国土交通省の運輸安全委員会の航空事故調査官4人は8日午後、岐阜県各務原市にある川崎重工業岐阜工場と航空自衛隊岐阜基地での調査に入りました。

 航空自衛隊岐阜基地で7日、P1哨戒機が着陸時に滑走路を外れ、停止したトラブルを受けたものです。

 哨戒機は川崎重工業が製造し、海上自衛隊に納入する予定でした。

 「機体を調査し、現場のタイヤ痕や機体外部の状況を確認しました。機体に大きな損傷は見受けらませんでした」(航空事故調査官 吉田眞治さん)

 9日もパイロットから事情を聴くなど、引き続き調査が行われます。

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