シングルマザーから一変!木村文乃、無鉄砲な刑事役で連ドラ主演

サンケイスポーツ 6月16日(火)5時0分配信

シングルマザーから一変!木村文乃、無鉄砲な刑事役で連ドラ主演

劇中衣装のスーツ姿で凛々しい表情を見せる木村文乃。新人刑事を演じるため、前髪をバッサリ切るなど気合十分(写真:サンケイスポーツ)

 女優、木村文乃(27)が8月16日スタートのWOWOWドラマ「石の繭(まゆ)」(日曜後10・0)で刑事役に初挑戦することが15日、分かった。16日に最終回を迎えるTBS系主演ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(火曜後10・0)で庶民派シングルマザーを好演したが、今度は無鉄砲な女刑事役。新境地を目指す木村は「猟奇殺人に立ち向かう刑事を新鮮な気持ちで演じたい」と誓った。

 女優デビュー10年目の今年、「マザー・ゲーム」で連ドラ初主演を成功させた木村が、間髪入れずに2度目の連ドラ主役をゲットした。

 「石の繭」は、人気推理作家、麻見和史氏の「警視庁殺人分析班」シリーズの第1作となる同名小説の初実写化で、父の跡を継ぎ、警視庁捜査一課の新人刑事となった如月塔子が猟奇事件に立ち向かう本格サスペンスだ。緻密な謎解きで最後まで視聴者を翻弄する同作の脚本は、映画「舟を編む」などで知られる渡辺謙作氏が担当する。

 これまで令嬢役など清楚な役に定評があった木村は、16日が最終回となる「マザー・ゲーム」でセレブママと闘う貧乏シングルマザーを明るく熱演。新たな魅力を開花させたばかりだが、連ドラ主演2作目となる「石の繭」で初の刑事役に挑む。

 木村を起用した制作サイドは「事件に立ち向かい、成長していく新人の女刑事役は、透明感のある木村さんにピッタリ。今まで刑事役を演じたことがなかった分、役同様、どう“化ける”かも楽しみ」と期待する。

 正義感が強く、努力家だが、無鉄砲でそそっかしい塔子を演じる木村は、フレッシュな熱血刑事を演じるにあたり、長かった前髪をバッサリ切った。今月中旬のクランクインを前に「初の刑事役は挑戦だし、原作も人気があるので、主演をやらせていただいて光栄。原作のイメージをいかしつつ、ドラマとしても純粋に楽しんでいただけるように、オリジナリティーも入れていきたい」と意気込む。

 「皆さんをドラマの世界にいざなえるように頑張りたい」と宣言する新進女優に、犯人のみならず、視聴者のハートも逮捕されそうだ。