1990年代の音楽界を席巻した「ZARD」のボーカル、

坂井泉水さんが2007年5月27日、

40年の短い生涯を閉じて、はや8年の歳月が流れた。

昨年末、小田急線・渋沢駅(神奈川県秦野市)では、

同市とゆかりがある坂井さんを偲び、

「駅メロ」にZARDの曲が使われるなど、

死後もその功績が薄らぐことはない。

「負けないで」や「揺れる想い」などの

ミリオンセラーを連発した華々しい功績とは裏腹に、

メディアの露出が極端に少なかった“歌姫”。

 謎に包まれた歌姫の生涯は、

最後の最後までミステリアスだった。

「彼女は『きれい』とか、『美人』と言われるのが嫌で、

歌番組の共演者に『きれいな人』と何度も言われて、

テレビ嫌いになったと聞いています」

 ミリオンセラーを連発しながらも、

坂井さんは派手な振る舞いを避け続けた。

坂井さんは「幸せとは?」と

問われて、こう答えている。

「自分の好きなことを、

一生やり続けていけることだと思います」

その一生は幸せだったのか。やはり無念だったのか。

 いくら問うても、「永遠」に「君がいない」――。

引用:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150527-00000000-sasahi-ent