【モデルプレス】Kis-My-Ft2の玉森裕太が、女優でモデルの西内まりやと初共演することが28日、わかった。
「阪急電車」や「図書館戦争」シリーズで知られる作家・有川浩の累計70万部のロングセラー恋愛小説『レインツリーの国』の実写映画化が決定。映画初主演となる玉森は「(お話を頂いて)素直にすごく嬉しかったです。映画の主演を任されるのは初めてなので、気合いを入れて臨んでいます」、ヒロインの西内は「映画に出演することは目標だったので、お話を頂いてとっても嬉しかったです」と共に喜びのコメントを寄せている。
今作は「忘れられない本」をきっかけに、メールから始まる2人の純愛ストーリー。実直で男気のある主人公・向坂伸行(サキサカ・ノブユキ)を演じる玉森は「真っ直ぐで、思ったことをはっきりと言う人で、僕とは正反対(笑)。また、サラリーマン役は初めてなので、友達にどんなことが大変なのかを事前に聞きました」と役作りを明かす。
18日よりクランクインしており「現場は、賑やかで和気あいあいとして、とても明るいので、伸び伸びと楽しく撮影に参加しています。僕は人見知りするタイプですが、西内さんはとても明るい方で、気さくに話しかけてくれるので、楽しく共演できています」と充実した日々を送っている様子で、一方の西内も「玉森さんは伸行のイメージそのままで気さくに話しかけてくださり、監督も、役についてアドバイスをしてくださって、リラックスして現場に入ることができました」と語った。
その西内が演じるのはブログ「レインツリーの国」の管理人であり、人に言えない秘密をかかえたセンシティブなひとみ(人見利香)。西内は「過去の出来事によって内向的になっているひとみが、1人の男性に出会っていろんな勇気をもらい、1つずつ壁を乗り越えていく姿や、周りの方の優しさや想いを受け入れて成長していく姿を大切に演じていきたいと思います」と意気込みを語った。
◆今作に懸ける思い
この他メガホンを取る三宅喜重監督をはじめ、「阪急電車 片道15分の奇跡」「県庁おもてなし課」で様々な愛に溢れた物語を手掛けてきたスタッフが再集結し、有川作品の新しい純愛物語を紡いでいく。
玉森は「すごく真っ直ぐな2人の恋愛を描いた温かい映画なので、観てくださる方にキュンキュンして頂きたいし、2人の恋を応援して頂けるように頑張りたいと思います。映画の完成を楽しみに待っていてください」とアピール。西内も「ほっこり、そして勇気づけられる温かい作品になると思うので楽しみにして頂けたら嬉しいです」と呼びかけた。
撮影は都内近郊を中心に、一部大阪にて、約1ヶ月間を予定。映画は2015年全国ロードショー。(modelpress編集部)
■映画『レインツリーの国』あらすじ
向坂伸行は、中学時代に大好きだった「フェアリーゲーム」という本について何気なくネットを検索したところ、“レインツリーの国”というブログを見つける。そこに書いてある感想に共鳴した伸行は、管理人のひとみにメールを送る。 数日後、ひとみから返信がくる。ネットを通じて繋がったふたり。そこからメールのラリーがはじまり、伸行はひとみに会いたいと思うようになるが、ひとみは会えないという。かたくなに会うのを拒む彼女には、人には言えない秘密があった…。
アメーバ―ニュース引用