秋田県■男鹿のナマハゲ
「男鹿のナマハゲ ~大晦日に現れる来訪神~」
(制作著作:秋田テレビ 2020年作品)

大晦日の晩、男鹿市内それぞれの集落の青年たちがナマハゲに扮し「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡る。ナマハゲを迎える家では、昔から伝わる作法により料理や酒を準備して丁重にもてなす。男鹿の人々にとってナマハゲは、怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす、年の節目にやってくる来訪神なのだ。近年は後継者不足などで、行事を行う地区は減っていたが、2018年「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコの無形文化遺産に登録されたことで復活の動きも見せている。集落によって面や衣装、動作が異なるのも魅力のひとつ。番組ではナマハゲの荒々しい動きに込められた地域の人々の願いと祈りを伝える。
(注:TV番組OA当時の紹介文を使用しています)

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