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大阪で“病床確保”が急務「感染者が毎週1.2倍なら12月9日に重症者150人超」(2020年11月18日)

大阪府は、新型コロナウイルス感染者の増加に伴い“病床数が不足する可能性がある”として、医療提供体制の段階を最高レベルに引き上げることを決めました。

 11月18日に大阪府で新型コロナ感染が判明したのは273人で、1日あたりの数としては過去2番目の多さとなりました。11月18日夕方に開かれた医療関係者らによる協議会では、感染者が前の週より1.2倍ずつ増えていった場合、12月9日に重症者が150人を超えるというシミュレーションが示され、大阪府は病床確保の段階を最高レベルに引き上げることを決めました。

 また、11月18日に兵庫県では103人の感染が判明、2日連続で100人以上となりました。

 (兵庫県 井戸敏三知事)
 「1日あたり100人以上の新規感染者が確認される状態が続くと、病床のひっ迫を招くことになりかねない。」

 11月18日、近畿ではこのほか、京都府で39人、奈良県で28人、滋賀県で14人、和歌山県で8人の感染が判明。近畿の新規感染者は合わせて465人となっています。

 また、徳島県でも1人の感染が確認されています。
#大阪府 #新型コロナウイルス