▶▶ムビコレのチャンネル登録はこちら▶▶http://goo.gl/ruQ5N7

原作・三浦しをん×監督・大森立嗣苛烈なるサスペンスドラマ、ついに映画化!『光』。

『舟を編む』で本屋大賞を受賞した三浦しをんの作品群で、徹底的に人間の闇を描き、ファンの中で特別な評価を得ている一作『光」が、『さよなら渓谷』、『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督の手によりついに映画化。かねてからの競演を望んでいた井浦新と瑛太の狂気と怪物性、そして長谷川京子、橋本マナミの色気と母性がスクリーンに吸い込まれるような熱情を放ち、苛烈なる人間ドラマがここに誕生。

遂に解禁となった予告編では、静かで怪しい音楽に合わせ「ものすごい映画だ。」という原作者・三浦しをんのコメントから始まり、物語の起点となる25年前の少年たちの様子が描かれる。閉塞した環境である美浜島に暮らす主人公・信之の生活は、美しい同級生・美花を中心に回っていた。そんな中、美花が森で男にレイプされているのを見た信之は、美花を守るため男を殺害してしまう。しかし、美浜島を巨大な津波が襲い、3人の秘密は闇に消える。それから25年後にシーンが切り替わり、それぞれのキャラクターが映し出される。過去を封印し、妻(橋本マナミ)と娘と平穏に暮らす信之(井浦新)。そこへ、秘密を握って現れた輔(瑛太)。「島での狂気は、まだ終わっていなかった」というナレーションから、“蘇る島の香り”、“蘇る血の味”、“封印した狂気が蘇る”というテロップが次々と畳み掛ける。食卓を蹴り飛ばし、鬼気迫る表情で瑛太の首を絞める井浦新。“狂気の笑顔”で現れ、父親に暴力を振るわれ、「ゆき兄、殺せー!!」と叫ぶ瑛太。美しく、妖しく井浦新演じる信之を翻弄する長谷川京子。生々しいエロスにどこか空虚な表情を見せる橋本マナミ。

それぞれのキャラクターを演じる、それぞれの俳優たちがこれまでの作品で見せたことのなかった“全く新しい”演技と、衝撃的なシーンが垣間見える。更に、『光』というタイトルとともにテクノ・ミュージックの巨匠、ジェフ・ミルズの音楽が、切り裂くように鳴り響く。「野生」に踏み出してしまった人間の狂気を描く、上質・かつ衝撃的サスペンスドラマを予感させる予告編となっている。
2017年11月25日公開