【設備からくり日記032-001】
北海道登別温泉にある閻魔大王のからくり人形です。一日六回 音楽が流れ顔が変わり閻魔大王による“地獄の審判”が行われます。また一年に一度、“登別地獄まつり”ではからくり山車として商店街を練り歩きます。
※2020年10月30日、故障による停止から修復され復活しました！
この動画は前半(テーマ曲)が【マスター音源版】、後半(からくり)が【高音質版】です。※1
※関連動画※
からくり閻魔堂『閻魔大王からくり山車』
設置場所:北海道登別市登別温泉町
演出時間:10:00,13:00,15:00,17:00,,18:00？20:00,21:00
所要時間
約5分
テーマ曲:2分37秒
からくり:2分10秒
設置年:1993年
制作:dig
音楽:音楽工場YAMATO
からくりデザイン:平塚秀明 氏
形状:半野外／自立
ギミック
テーマ曲の演奏があり、その後からくり人形の演出が始まる。
登別地獄まつりでは人形の立ち上げの他、ジェットスモーク、スーパーLED、キャノン砲の演出もされる。
*コメント*
登別地獄まつり30周年の記念として当時5000万で制作されたからくり山車です。
ディグが手掛けたからくり人形の中では最大級となっています。
大きさも去ることながら、ダイナミックな動きや爆音に近いほどの大音量の音楽は物凄い迫力です。現地でしか分からないからこの迫力が少しでも伝われば幸いです。
この度は音楽制作の音楽工場YAMATOさまと所有の登別国際観光コンベンション協会さまのご協力の元、【マスター音源】での映像製作をさせていただきました※2。
この音楽はからくり時計としては強弱が大きく、音楽の終盤に向かうにつれてどんどん音量が上がって行く迫力が素晴らしいです。また、録画では録れないほどの重低音や細かいステレオ効果まで、物凄く繊細に作り込まれている音楽だと感じました。
制作から27年が経ち、演出の変更や衣装等、様々変化もありました。私が見てきた13年の間にも色々な出来事があり 設備からくり好きになったキッカケの作品でもあり、全ての設備からくりのなかでも一番愛着を持っています。
毎年メンテナンスも行われ、これまで大きな不具合を起こしていませんでした。しかし2020年2月に寒さが原因か、時間になっても動かなかったり演出中に作動が止まってしまう(ある日の日テレ大時計やグランマイスターのように)トラブルが発生しまいました。簡単に直せるものではなく、以来から現在まで作動を停止していましたが、同年10月末に修復され復活しました。
（追記）2020年10月28日、リニューアル改修が始まりました。
(追記)2020年10月30日、機材の修理と再塗装を経て復活しました。
※1,2【注意・お願い】
この動画マスター音源を使用しており、は鑑賞用目的で制作した動画です。動画内の音楽を含め、映像の無駄転写やダウンロード・二次配分は固く禁じます。(著作権侵害にあたります)
協力感謝
音楽提供:音楽工場YAMATOさま
所有:登別国際観光コンベンション協会さま
ご協力有り難うございました。
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