当代随一の時代劇作家 山本一力さんが
古典落語の人気演目をノベライズ。
見事な小説作品に仕上げています。
働き者だけれど大酒飲みの為に貧乏な夫と、
その妻の温かい愛情を描いて…..
一力世界に引き込まれます。
なぜか男が泣けます。
お楽しみください。
—————————————————————
山本一力(やまもといちりき)
1948年 高知県生まれ。
東京の工業高校電子科卒業後、様々な職を経て
平成9年「蒼龍」でオール読物新人賞を受賞して
作家デビュー 48歳だった。
数々の職を重ね 二億円の借金を返済すべく選ん
だ道が小説家。
それを見事に貫徹させた。
—————————————————————
小倉一郎
俳優
子役からのキャリアは長い。
ナイーブな青年像で青春ドラマで大活躍。
現在も細面の容姿は変わらず、彼にしか演じられない
人間の深みのある役は定評がある。
小心者をやらせたら、右に出るものはいない、とも言われている。
その他現在は、俳人としても活躍中、俳号は蒼蛙。