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小出恵介、倉科カナ、千葉雄大らが「天使のナイフ」に出演決定!
WOWOWは’15年2月22日(日)から放送スタートとなる連続ドラマW「天使のナイフ」のキャストを発表した。
主演は、12月19日(金)に最終回を迎える「Nのために」(TBS系)で好演中の小出恵介。
連続ドラマWシリーズには初出演にして初主演となる。共演には倉科カナ、若村麻由美、手塚とおる、和田正人、千葉雄大と話題作の出演が相次ぐ俳優陣から、藤本泉、町田啓太、村上虹郎、北村匠海、清水尋也とフレッシュな役者陣までが顔をそろえる。
原作は’05年に第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳氏のデビュー作。
被害者と加害者、両者の視点から“真の更生”“贖罪”について問うミステリー小説がドラマ化される。
小出は、妻を少年たちに殺害された主人公・桧山役。愛する人を奪われる悲しみに加え、少年法の壁に苦しめられる役どころに「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い『法律』というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています。
少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」と意気込んだ。
また、豪華キャストが発表されたことを受け、原作者の薬丸氏は「今までに『悪党』(’12年フジ系)と『刑事のまなざし』(’13年TBS系)という作品がドラマになりましたが、処女作でありデビュー作である『天使のナイフ』が10年の時を経て映像化していただけることに、特に感慨深い思いを抱いています。
『少年法』という極めてデリケートで難しい問題に真正面から切り込んだ作品なので、映像化は難しいだろうと思っていましたが…果敢に挑まれたスタッフとキャストの皆さんに心からエールを送ります」とコメント。本作を通して薬丸氏が最も伝えたかった「犯した罪はどうやったら償えるのか」「一組の若い夫婦の愛と絆」の映像化に期待を込めた。
見どころは「少年法という難しい問題を題材にしていますが、ミステリー性に富んだエンターテインメント」と明かし、「とにかくハラハラドキドキしながらドラマを楽しんでいただいて、見終わった後に、この作品に携わったみんなが伝えたかった大切なことが視聴者の皆さんの心に届くことを願っています。
ぼくも一視聴者としてドラマを楽しみにしています」と今から放送が待ちきれない様子だ。
最後に小出は、視聴者に向けて「監督はじめ、制作チームの力の結集を、ぜひご覧になっていただければと思います」とアピールした。
【ストーリー】カフェの店長・桧山(小出)は、ある日、妻(藤本)を13歳の少年たち(村上、北村、清水)に殺害される。
彼らは刑事責任能力を問われず、 少年法によって守られた。一方、桧山や妻の母(若村)は、マスコミに追われ、生活の全てを白日の下にさらされた。
それから4年。桧山は妻の友人の保育士(倉科)や店員(千葉)の警告を無視して、社会に復帰した少年たちの「更生」の結果と、「現状」を人知れず調べ始める。
だが、その直後から、少年たちが次々と命を狙われ始める。刑事たち(手塚、町田)は、桧山を第一容疑者とし、追うことに。
桧山が妻を殺した犯人が少年と知った際、マスコミの前で「国家が罰せないのなら、自分が犯人を殺してやりたい」と発言したからだった。
警察や人権派弁護士、ジャーナリストからの攻撃に追われながらも、桧山は少年たちの真の姿を探るため奔走する桧山。次第に少年法の裏に隠されていた真実が明らかになる。