大阪に滞在中で29日夜に韓国を訪問するアメリカのトランプ大統領はツイッターで、北朝鮮の金正恩委員長に対して南北の非武装地帯での会談を呼び掛けました。 トランプ大統領は「中国の習近平国家主席などとの重要な会談をした後で日本から韓国に向かう」と説明したうえで、「金委員長がこの投稿を見ていたら彼と非武装地帯で会談し、握手とあいさつをすることになるだろう」と面会をちらつかせました。今回の外遊では会談は予定されておらず、投稿した文字の末尾には疑問符が付けられていることから、トランプ大統領も金委員長が会談に応じる可能性に疑問を持っています。ただ、2月の首脳会談以降、非核化を巡るアメリカと北朝鮮の協議は停滞していて、トランプ大統領が状況を打開したいという思いが示された形となりました。
[テレ朝news]