果たして延長か、それとも解除か、現在も協議が続いています。県は9月8日、緊急事態宣言の延長を国に要請しました。現在、関係閣僚による5大臣会合で検討されています。県内では8日も新たに220人の感染と2人の死亡が確認されています。
県は8日付けで緊急事態宣言の延長を国に文書で要請しました。要請の文書では、1週間あたりの新たな感染者の数が依然として多く、病床の使用率も60%を上回るなどひっ迫していることを理由に挙げ、緊急事態宣言の延長を求めたということです。政府では、12日に期限を迎える緊急事態宣言について菅総理と関係閣僚による「5大臣会合」を開いていて、静岡県を含む対象地域の今後の方針を決める見込みです。県内の8日の感染者数を地域別にみます。まず東部です。富士市で15人、沼津市で8人などとなっています。沼津市の事業所では従業員9人の感染が分かり、新たなクラスターと認定されました。続いて中部です。静岡市は8日の県内最多となる70人、焼津市で13人、藤枝市で7人の感染が確認されています。最後に西部です。浜松市が32人、磐田市が13人などとなっています。浜松市では入院中の患者1人の死亡が確認されました。県内の8日の死者は2人となっています。一方、県内の病床の使用率は県全体で54.4%、最も高い東部地域では59.2%とひっ迫するなど、国のステージ4の基準を上回っています。
9月8日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#オレンジ6