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佐々木希が“棒読み演技”脱却し女優開眼 その先に見える「離婚」の現実味



佐々木希が“棒読み演技”脱却し女優開眼 その先に見える「離婚」の現実味
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 9月20日に東京公演の千秋楽を迎えた舞台「酔いどれ天使」。窪田正孝(33)が主演をドタキャン、桐谷健太(41)に交代するゴタゴタもあったと報じられたが、いざ幕が上がって業界の注目を最も集めたのは、佐々木希(33)なんだとか。 「佐々木さんは、どのドラマに出ても〈棒読み〉なんて厳しい声がネット上で飛びがちでしたが、『酔いどれ天使』では女優として成長したともっぱらなんです」(興行関係者)  佐々木が演じるのは、戦後闇市の“顔役”である松永(桐谷)と同郷の幼なじみで、居酒屋で働く“ぎん”。戦争で足を負傷し、歩く際には杖が手放せないという設定だ。衣装は地味な柄の着物のみ、髪形は“サザエさん風”のくるくるパーマで、前髪を上げておでこを見せている。  実際に観劇したという芸能ライターのエリザベス松本氏は「地味な衣装でも、佐々木さんが舞台に登場した瞬間からパッと場が明るくなる華はさすがだな、と。演技については、まったく期待していませんでしたが、見終わった後には〈もう今までの佐々木希ではない〉という気持ちに。誰が見ても分かるぐらい、各段に演技が上達されたと思います」と話す。  佐々木も今回の舞台には相当気合が入っているようで、自身のインスタグラムにも積極的に共演者とのツーショットをアップしている。桐谷をはじめ、高橋克典(56)や、そして高嶋政宏(55)とも。  高嶋とのツーショット投稿に、佐々木は〈稽古の時から迫力のあるお芝居に目が離せませんでした。細かな所までお芝居されているのも、間近で見ていていつも勉強になります!〉と書き込んでいる。前出のエリザベス松本氏がこう続ける。 「確かに高嶋さんの芝居は圧巻でした。出てきた瞬間から不穏な空気が広がり、迫力ある半面、ゾッとするほど粘着質な男を一切の力みなく演じていた。舞台は、約1カ月かけて出演者が一丸となって稽古をします。他のキャストの演技に刺激を受け、自分の演技を振り返るいいきっかけになる。舞台出演で演技が変わったという役者さんは少なくありません」  佐々木も、高嶋の演技から学び、何かを掴んだのかもしれない。 「もともと“華”がある佐々木が、棒読み演技から脱却して“実”をつけたら今後、女優としてのオファーはぐんと増えるでしょう。渡部建