2.43 清陰高校男子バレー部, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=4159011 / CC BY SA 3.0

#2012年の小説
#集英社の出版物
#オンライン小説
#日本のスポーツ小説
#日本の高校スポーツを題材とした小説
#球技を題材とした小説
#バレーボールを題材とした作品
#福井県を舞台とした小説
#漫画作品_に
#2018年の漫画
『2.43 清陰高校男子バレー部』(にーてんよんさん せいいんこうこうだんしバレーぶ)は、壁井ユカコによる日本の小説。
イラストは山川あいじが担当している。
集英社のWEB文芸サイト『RENZABURO』にて2012年から連載開始。
2013年より単行本が発売され、2015年より集英社文庫から文庫版が発売されている。
2019年11月から集英社文芸ステーションにて4th season『2.43 清陰高校男子バレー部 next 4 years』連載中。
山と青空に囲まれた福井の県立高校、清陰高校を舞台に全国大会を目指す男子バレーボール部員たちが描かれる。
原作は黒羽と灰島を中心に、棺野と末森、青木と小田、三村と越智、浅野と弓掛など、二人一組の群像劇となっている。
アニメ版では、黒羽と灰島の二人が主人公として焦点が絞られ話が進んでいく。
東京の強豪中学バレーチームで深刻なトラブルを起こしてしまった灰島公誓は、子供時代を過ごした母方の郷里・福井に転居し、幼なじみの黒羽祐仁と再会。
共に紋代中バレー部で活動するが、中学最後の県大会で衝突し、絶縁状態のまま、二人は県立七符清陰高校に進学する。
進学先の男子バレー部で待っていたのは、身長163cmの熱血主将小田とクールで毒舌な193cm副主将青木の3年生コンビや、日光アレルギーで常に長袖長ズボンの棺野をはじめとする2年生たち。
バレーを愛する天才だが人付き合いが下手な灰島と、ずばぬけた身体能力を持つがヘタレな黒羽を中心に、田舎の弱小バレー部の闘いが始まる。
トラブルを乗り越え本格始動した清陰高校男子バレー部は、福井の新星として注目される存在に成長していく。
そして“春高バレー”福井県代表の座を懸け、県内最強エースアタッカー三村統が率いる常勝校・福蜂工業高校との正面対決が幕を開ける。
一方、県内に敵なしの常勝校・福蜂工業高校の県内最強エースアタッカーで主将の三村には、男子マネージャーの越智との「約束」を高校最後の全国大会で叶えねばならない理由があった。
春の高校バレーに初出場を決めた清陰高校。
日本男子バレー界の救世主と呼ばれる身長202cmの川島賢峻を有する北海道・鹿角山高校、インターハイを制した全国王者の福岡県・箕宿高校、強いバレーを目指す監督のもと全国から選手が集う東京都・景星学園など、全国から集まった強豪校がそれぞれの思いを胸に、高校最高峰の熱戦が始まる。
灰島、黒羽、三村、越智、弓掛、浅野……コートを挟んで熱戦を繰り広げた彼らが、その舞台を高校バレーから大学バレーへと移す。
2016年、2017年、2018年の夏のコミックマーケットでバレーボールメーカーの株式会社ミカサとのコラボ企画として書きおろされたショートストーリー。
福井県交流文化部ブランド課とのコラボ企画によるショートストーリー。
福井県内で配布された冊子のほか、特設サイトでも読むことができる。
声の項はテレビアニメ版の声優。
next 4 years いずれも集英社より発売。
小説の装画を担当した山川あいじによるコミカライズ作品が、『Cocohana』(集英社)にて2018年9月号より連載中。
2019年11月1日にテレビアニメ化が発表された。
2021年1月から3月までフジテレビ『ノイタミナ』枠ほかにて放送された。
コラボレーション企画として、福井県内の観光地や食等が登場する短編小説が同年12月中旬から特設サイトで公開されている。
さらにキャストの内、棺野秋人役を務め、福井市出身でもある蒼井翔太が「『2.43』×ふくいパブリシスト」に就任の上、広報活動を務めることが決定した。
また、フジテレビ系列にて放送の『第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会』では本作のアニメーションを使用したオープニング映像が放送された。
アニメBlu-ray・DVD特典の壁井ユカコ書き下ろしによるドラマCD。