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夭折の天才・萩原慎一郎の遺作を映画化『滑走路』大庭功睦監督が語る!!面白い映画を作る現場にいたい 活弁シネマ倶楽部#124

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▷作品紹介
『滑走路』

 
▶イントロダクション
歌人・萩原慎一郎による「歌集 滑走路」。あとがきを入稿後、32歳の若さで命を絶ち、遺作となった唯一の歌集が完全映画化。
いじめや非正規雇用を経験しながら、苦難の中、それでも生きる希望を託した歌は、多くの共感を集め話題に。新聞やTVなど数々のメディアで取り上げられベストセラーを記録した。原作歌集をモチーフにオリジナルストーリーとして紡がれる映画『滑走路』は、
監督:大庭功睦×脚本:桑村さや香の俊英コンビのもと、実力派俳優と瑞々しい若手キャストが集結。
非正規、いじめ、過労、キャリア、自死、家族―現代を生きる若い世代の誰もが抱える不安や葛藤、
それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。

▷あらすじ
厚生労働省で働く若手官僚の鷹野(浅香航大)は、激務に追われる中、理想と現実の狭間で苦しんでいた。ある日、陳情に来たNPO団体が持ち込んだ“非正規雇用が原因で自死したとされる人々のリスト”の中から自分と同じ25歳で自死したひとりの青年に関心を抱き、死の真相を探り始める。
30代後半に差し掛かり、将来的なキャリアと社会不安に悩まされていた切り絵作家の翠(水川あさみ)。子どもを欲する自身の想いを自覚しつつも、高校の美術教師である夫・拓己(水橋研二)との関係性に違和感を感じていた。
幼馴染の裕翔(池田優斗)を助けたことをきっかけにいじめの標的になってしまった中学二年生の学級委員長(寄川歌太)。シングルマザーの母・陽子(坂井真紀)に心配をかけまいと、攻撃が苛烈さを増す中、一人で問題を抱え込んでいたが、ある一枚の絵をきっかけにクラスメートの天野(木下渓)とささやかな交流がはじまる。
それぞれに“心の叫び”を抱えた三人の人生が交錯したとき、言葉の力は時を超え、曇り空の中にやがて一筋の希望の光が射しこむ―。

▶スタッフ
監督:大庭功睦
出演:水川あさみ、浅香航大、寄川歌太、木下渓、池田優斗、吉村界人、染谷将太、水橋研二、坂井真紀

▷監督紹介
1978年生まれ。福岡県出身。2001年、熊本大学文学部卒。2004年、日本映画学校(現・日本映画大学)映像科卒。以降、『シン・ゴジラ』や『マチネの終わりに』など数々の映画・TVドラマにフリーの助監督として携わる。2010年に染谷将太主演『ノラ』を自主製作し、第5回田辺・弁慶映画祭にて市民審査員賞、第11回TAMA NEW WAVEにてベスト男優賞(染谷将太)を受賞。2018年には『キュクロプス』を自主製作し、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018にてシネガー・アワード、北海道知事賞をダブル受賞。第18回ニッポン・コネクション&第15回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内長編コンペティションでも正式上映された。