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 女優の安達祐実さんが2月5日、東京都内で行われた、ホラー映画「樹海村」(清水崇監督)の初日舞台あいさつに共演者らと出席した。若手キャストが顔をそろえた作品で、今年40歳を迎える安達さんはヒロインの母親役を演じ、「皆さんお若いので、もしかしたら今日は私が(キャストの中で)一番年上かな?とドキドキしていた」と笑顔で告白。この日、一緒に出席したお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんに「おいくつですか?」と聞いたといい、「塚地さんは10歳、年上でした」とホッとした様子を見せていた。

 この日の舞台あいさつには、ダブル主演した山田杏奈さん(20)と山口まゆさん(20)、神尾楓珠さん(22)、倉悠貴さん(21)、工藤遥さん(21)、大谷凜香さん(21)、清水監督も出席した。

 安達さんは「ホラー映画を観ることが苦手」だと明かし、「撮影もどんなふうに進むのかドキドキしていた」と述懐。しかし親子愛も描かれる内容であることから、撮影中は母性を大切に演じていたという。「怖いだけじゃない物語で、その“だけじゃない”部分を担っている役なのかなと思っています」と自身の演じた役柄を説明した。

 「樹海村」は、昨年2月に公開され、興行収入14億円超えという大ヒットをした清水監督作品「犬鳴村」に続く“恐怖の村”シリーズの第2弾。富士の樹海に封印された呪いの箱、通称「コトリバコ」を巡る物語。人々を戦慄(せんりつ)させる、古くから伝わる強力な呪いが、不気味で壮大な樹海の奥深くに封印された。13年後、姉妹の天沢響(山田さん)と鳴(山口さん)の前に“あれ”が出現。そして、樹海で行方不明者が続出する……というストーリー。