県内は8月20日から2度目の緊急事態宣言の期間に入りました。人の動きを減らすことが求められていますが、20日の朝は宣言前と変わらず、多くの通勤客が行き交いました。
<天野大輔記者>「通勤時間帯の静岡駅前です。たくさの人が行き交っていまして、人の流れはいつもと変わらないように見えます」
緊急事態宣言の期間中、県は事業所に対してテレワークを推進するなどして、出勤者を7割減らすことを求めています。しかし、初日の通勤時間帯の静岡駅前は宣言前と変わらず、マスク姿で多くの人が通勤していました。
<寺田亘輝記者>「浜松市役所です。きょうから出勤する職員の数を分散させていて、こちらの課では半分ほどになっています」
感染者が急増する浜松市では、時差出勤や在宅勤務などで市役所に出勤する職員の5割削減を目指します。また、職員の健康管理にも配慮して、積極的な休暇の取得を呼びかけています。
<浜松市人事課 加藤秀美課長補佐>「職員への感染防止対策を図りつつ、市民のみなさまに必要なサービスは提供できるよう、努めてまいります」
コロナ対応にあたる職員など一部を除き、全ての課が出勤者の削減対象で、緊急事態宣言の期限である9月12日まで続ける予定です。