アメリカのトランプ大統領は東アフリカのソマリアに駐留するアメリカ軍の大半を来年初めまでに撤退させるよう命令しました。

 国防総省は4日、トランプ大統領の命令でソマリアに駐留するアメリカ軍の大半を来年1月までに撤収させると発表しました。アメリカ軍は現地でイスラム過激派への対策として治安部隊の訓練をしていて、対テロ作戦に支障が出る恐れも指摘されています。トランプ大統領は海外に駐留するアメリカ軍の削減を公約に掲げていて、来年1月15日までにアフガニスタンやイラクに駐留する軍の削減も決めています。民主党のバイデン氏が来年1月の政権発足に向けて準備を進めるなか、トランプ大統領としては任期切れ直前に公約の実現をアピールしたい考えです。
[テレ朝news]