アメリカの一部メディアは大統領就任式の経費を巡る疑惑で、トランプ大統領の長女のイバンカ補佐官が検察当局の事情聴取を受けたと報じました。

 2017年1月のトランプ大統領の就任式を巡ってパーティー会場のトランプホテルには不当に高い料金が設定され、資金が使われた疑いが持たれています。ワシントン・ポストによりますと、トランプホテルには宴会場の使用目的で100万ドル以上が支払われ、イバンカ氏は今週、料金設定の経緯について5時間以上にわたって検察当局の事情聴取を受けたということです。捜査を担当している検察官は民主党系で、イバンカ氏は「政治目的の捜査だ」と反発しています。CNNなどはトランプ大統領がイバンカ氏ら家族や側近について、将来あり得る訴追も含めた全面的な免責を認める恩赦を検討していると報じています。
[テレ朝news]