2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話を、20年にわたり、山田­洋次監督作の共同脚本・助監督をつとめてきた平松恵美子監督が映画化。巨匠とともに”­日本の家族”を見続けてきた女性監督が、現在の日本で、飼い主のいない犬が置かれてい­る状況を逃げることなく真っ直ぐに描き、心に残る、新たな感動作を誕生させました。

母犬・ひまわりの心を開かせようと奮闘する主人公の彰司役には、『武士の家計簿』、『­ツレがうつになりまして。』の堺雅人。また、彰司を見守る幼なじみの獣医・五十嵐三久­役に中谷美紀。さらに、吉行和子、でんでん、夏八木勲、草村礼子、檀れい、小林稔侍な­ど数々の映画賞に輝く実力派俳優、映画初出演となるオードリーの若林正恭ら豪華キャス­トが集結しました。

人への信頼を亡くした母犬に、愛を伝えることはできるのか─。’信じる想い’が愛と希­望をつなぐ、心揺さぶる感動の物語です。