写真を拡大 亡き夫の弟・雉真勇(村上虹郎)からプロポーズされた安子(上白石萌音)。予想していなかった展開に苦しみ、数日たっても返事をすることができない。そんな時、勇はロバート・ローズウッド(村雨辰剛)と安子が会っているところを目撃してしまう。安子の気持ちが自分に向いていないと感じた勇はショックを受ける。安子は、勇のプロポーズを断り、るいと一緒に雉真家を出ることを決意する。兄・算太が…勇の父・千吉(段田安則)は、るいを連れていくことは許さないと言う。「るいは私の子です」と安子は食い下がるが、るいの額の傷の治療費の話を出され、何も言えなくなってしまう。そんな安子に、追い打ちをかける出来事が起こる。兄・橘算太(濱田岳)が「たちばな」再建のために貯めていたお金を持って、失踪してしまったのだ。 googletag.cmd.push(function() { googletag.display(‘div-gpt-ad-1599212539073-0’); }); 安子は、算太を探すため、大阪にいるロバートに助けを求める。安子は、来る日も来る日も足を棒にしながら大阪の街で算太を探し回る。そして、とうとう倒れてしまう。病院で目が覚めた時、目の前にいたのはロバートだった…。そして時は過ぎ、1962(昭和37)年。るい(深津絵里)は18歳になった。母・安子が自分を置いて出ていってから何年も「暗い過去に縛られず、自分らしく自由に生きていたい」と願ったるいは、雉真家を出ることを決意。向かった先は大阪だ——。経過していたが、るいの心の傷は癒えないままだ。