新型コロナの感染拡大時に、ワクチン接種や検査の証明書提示で、飲食店などでの制限が緩和される制度の受け付けが、香川県で27日から始まりました。

高松市にある事務局では、問い合わせの電話が寄せられていて、午後3時時点で53店舗が申請したということです。

「ワクチン・検査パッケージ制度」は、店が客のワクチン接種証明などを確認することで、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されても、人数の制限なく、会食などを可能にするものです。

登録の対象は、感染対策が行われていると県が認定する飲食店と、カラオケ店で、申請は郵送や県のホームページで受け付けています。

(香川県生活衛生課 白井隆司主任)
「行動制限がかかる前に事前に登録してほしい。ぜひとも早めの申請を」

また、県は、この制度を活用する際に、健康上の理由でワクチン接種を受けられない人や、12歳未満の子供を対象にした無料のPCR検査も27日から始めています。