2014年6月19日(木)から上演される
原点進化劇場「怪談・にせ皿屋敷」の制作発表が
新宿の花園神社で行われ、出演者の早乙女太一さん、
山本美月さん、馬場徹さんらが公演の成功を祈願しました。

 
舞台「怪談・にせ皿屋敷」は
1992年・横内謙介さんが扉座の前身である「善人会議」で公演した作品。
第一回岸田戯曲賞受賞作品でもあります。

その後、1994年に岡村俊一さんの演出で、
藤谷美和子さん、香取慎吾さん、杉本哲太さんというキャストで
PARCO劇場で公演。

さらに、1997年に青山劇場で大劇場版にリニューアルされ、
当日券を求めるお客さんが1000人の長蛇の列を作ったという
伝説が残る傑作です。

今回この舞台が、早乙女太一さん、
山本美月さん、馬場徹さんというキャストで
青山劇場で17年ぶりに復活します。

公演の成功を祈願して、花園神社でお祓いが行われ、
その後、製作発表が行われましたので、
こちらの様子を動画でご覧ください。

早乙女太一さん、馬場徹さん、山崎銀之丞さんは
2013年6月にパルコ劇場で上演した「原点進化劇場」というステージで
共演されていた方々なので、会見では仲の良い雰囲気が伝わってきました。

私はホラーは苦手なので、ちょっとどうかなと思っていましたが、
演出の岡村俊一さんの話をきくにつれ、
怪談といいながらも、楽しい舞台になりそうですね。

また、日替わりゲストもあるということなので、
なかなか破天荒で他にはない舞台になりそうです。

詳しくは「怪談・にせ皿屋敷」公式サイトをご覧ください。
http://www.rup.co.jp/information/nisesara.html

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__昔、昔の江戸時代、とある所に直参旗本、青山播磨のお屋敷がございまして__。
ファンキーでいかれたお殿様、青山播磨(早乙女太一)は、当代きっての悪徳旗本。
遊び放題、金使い放題。しまいにゃ御用金横領の大悪事を密かに働いているという始末。
年中悪い噂が絶えない播磨の屋敷では、家宝の皿を割ったと、うすのろ女中のお菊を罵る言葉が聞こえてくる。

だが本当に皿を割ったのは同じ女中のお槙。
唯一お菊に優しかったお槙が思わずお菊に罪を被ってくれと頼んでしまい・・・。

一方、天下の公儀お目付役(陳内 将)が、御用金横領をかぎつけ、播磨の身辺を探り出す。
捜査の目を欺く為に策を練るは、家老の山岸次郎佐衛門(山崎銀之丞)、彦兵衛、
そしてもう一人、謎の協力者、園部上総之介(馬場 徹)。
三人が播磨に進言した妙案は、幽霊話で世間を欺かんとする、ひとつの「物語」。

___盗んだ御用金を隠した枯井戸、この井戸で女が死に、呪いがあり、祟りがある。
呪いを封じる為に施した「封印」を、もし破ればその物は・・・ そんなひとつの物語だった。
創り話で人心を欺くという魔力に魅せられ、
幽霊となる女を切り殺し、井戸に投げ込むことを想いながら悦にいる播磨。

上総之介の陰謀に乗っかって青山の屋敷は大騒動。
さて、バカ殿播磨とうすのろ女中お菊の運命は・・・。
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原点進化劇場「怪談・にせ皿屋敷」
【作】横内謙介
【演出】岡村俊一
【出演】早乙女太一 山本美月 馬場 徹
陳内 将 山下翔央 久保田創 大久保祥太郎 高野 愛 山﨑萌香 成田 僚 岩崎祐也 峰 拓也 重咲なお 新原 武 福山翔大 丸山隼人 鈴花奈々 葵 陽之介
山崎銀之丞

2014年6月19日(木)~23日(月)/東京・青山劇場

詳しくは「怪談・にせ皿屋敷」公式サイトをご覧ください。
http://www.rup.co.jp/information/nisesara.html
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