アメリカのトランプ大統領はファイザー社などが開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用をFDA(食品医薬品局)が認可したことについて「自分が急がせた」と強調しました。
トランプ大統領は「FOXテレビ」のインタビューで「私が大統領でなければ5年間はワクチンがなかった。FDAや関係する企業を急き立てた」と述べ、認可までの迅速さをアピールしました。一方で、「正直に言うと、もう1週間早く認可することもできた」とFDAに対する不満も示しました。トランプ大統領はワクチンの認可でイギリスなどに先を越されたことについていら立っていたと報じられています。トランプ政権はFDAのハーン長官に対して11日に認可できなければ辞任するよう圧力を掛けていたということです。一方、ハーン長官は「認可は科学とデータによるものだ」と強調しています。
[テレ朝news]