<オミクロン株はデルタ株などと比べどんな症状が?>
1月6日時点で、国立感染症研究所の脇田所長はオミクロン株について「かぜに近い症状が多い」と話している。
厚生労働省によると、沖縄県で1月1日までに感染が確認された50人の症状をみると…【発熱が最も多く72%】次いで「せき」「全身のけん怠感」「のどの痛み」「鼻水・鼻づまり」となっている。
新型コロナの特徴的だった【嗅覚・味覚障害は2%】と非常に少ない。
普通の風邪と見分けがつきにくいので、念のため登校や出勤をひかえて医療機関に相談するよう福島県も呼びかけている。
症状はないが不安な人は、薬局などで無料で検査を受けられるので活用を。
オミクロン株は、これまでのところ【重症化はしにくいとみられる】
沖縄県のケースでは、アルファ株が主に流行した7月の時点では4人に1人以上は中等症ないし重症。一方、オミクロン株が主となった1月は9割以上が無症状か軽症で、重症者は675人のうち1人もいなかった。
しかし、高齢者や基礎疾患がある人の重症化リスクについては、わからない部分も多く、注意が必要ですね。
若い人の感染が目立っていて、直近一週間の福島県内の感染者を年代別にみると【20代と30代であわせて半分以上】を占めている。
福島に限った話ではなく、感染が急拡大している東京や沖縄についても20代・30代で約6割を占めている現状。
高齢者などの重症化リスクもわからない以上、若者も含めて全員が感染対策をもう一度引き締めなおす段階にある。