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熊本市 医療非常事態宣言を発令 (22/01/24 18:30)



大西一史市長
「本日、熊本市医療非常事態宣言を発令することを決定した」
熊本市の大西市長は市の病床使用率が23日時点で60パーセントを超え重症化リスクの高い『高齢者』への感染も拡大しているとして、24日、市独自の『医療非常事態宣言』を発令。
宣言は、去年8月5日から9月30日までの期間で出されて以来4度目です。
若者から始まった感染が家庭や職場を通して高齢者に波及し新規感染者に占める60代以上の割合は1月3日からの1週間では5・1%でしたが17日からの1週間では12・5%に増加。
1月、7つの高齢者施設や医療機関でクラスターが発生し合わせて120人の感染が確認されています。
熊本市は223の病床数を261に拡充。
保健所では学校や高齢者施設など種別ごとのクラスター対策班をつくるなどして対応していくとしています。