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スペイン映画界の巨匠カルロス・サウラ監督、待望の最新作!『J:ビヨンド・フラメンコ』。
数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠カルロス・サウラ85歳。待望、5年ぶりの日本公開となる最新作『J:ビヨンド・フラメンコ』で描かれるのは、監督の生まれ故郷、スペインのアラゴン地方が発祥とされる「ホタ」。フラメンコのルーツのひとつである「ホタ」を通し、フラメンコのフィールドの彼方に広がる「ホタ」の奥深い魅力に迫っていこうという、至福のダンス&音楽エンターテインメント。
本作はスペインのアラゴン地方で生まれ、フラメンコのルーツとも言われる民俗舞踊「ホタの魅力に、スペインの巨匠カルロス・サウラが迫る至福のダンス&音楽エンターテインメント。各シーンを彩る豪華アーティストの一人として、『ゲド戦記』の音楽にも参加している、ガリシアが生んだ天才バグパイプ奏者カルロス・ヌニェスが出演している。
作中で、ヌニュスが演奏するのは、スペイン北西部に伝わる「ガリシアのホタ」。ケルト文化のエッセンスを象徴した楽曲で、ヌニェスの演奏に乗せて、男女が楽し気に歌い、躍るシーンに心が躍る。カルロス・サウラは「作品の中で一番強いナンバーになった」と絶賛してる。
集結した豪華アーティスト陣は、フラメンコおよびスペイン舞踊ファン、ワールドミュージック・ファンなら絶対に見逃せない最強の顔ぶれ。自身を追ったドキュメンタリー『パッション・フラメンコ』が日本公開される、美貌と表現力を兼ね備える国民的フラメンコダンサー、サラ・バラス。パコ・デ・ルシアの後継者と目され、世界的に活躍するスーパーギタリスト、カニサレス。「ホタ」ダンスの第一人者で『イベリア 魂のフラメンコ』にも出演した、アラゴン州サラゴサ出身のダンサー兼振付師、ミゲル・アンヘル・ベルナ。アラゴンの伝統「ホタ」を現代化して歌うポップスター、カルメン・パリス。土地固有の味わいを継承するベテラン歌手と演奏家に加え、国際的に活動するトップミュージシャンらも異彩を放つ。
めくるめく映像美で描かれる数々のダンスシーンで構成される本作を観れば、あたかも絢爛豪華なエンターテインメントショーを鑑賞しているような、アート空間に迷い込んだかのような気分にさせられるだろう。
2017年11月25日公開