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山崎賢人と広瀬アリスのW主演で、米澤穂信による学園ミステリー小説「古典部シリーズ」を初実写映画化した『氷菓』。

本作は、「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする“省エネ主義”の高校1年生・折木奉太郎(おりき・ほうたろう)が、姉の命令で廃部寸前の古典部に入部。そこで、一身上の都合で入部してきた美少女・千反田える(ちたんだ・える)と出会うところから幕を開ける。一見、清楚なお嬢さま風の彼女だが、その正体は「わたし、気になります!」となると誰にもとめられない、好奇心のかたまりのような少女だった。えるの好奇心に巻き込まれ、奉太郎は眠っていた推理力を発揮し、学園に潜む謎を次々と解き明かしていく。

山﨑賢人が奉太郎役、広瀬がえる役に扮するほか、小島藤子、岡山天音らフレッシュキャストが脇を固める。また、えるの叔父(高校生時代)役を本郷奏多、事件の鍵を握る司書教師役を斉藤由貴が演じている。

この度、豪華フレッシュキャスト陣の貴重な撮影風景を収めた、メイキング映像を解禁。

本映像は、奉太郎とえるが古典部の部室で初めて出会う印象的なシーンから始まりまる。続く図書室で古典部メンバーが集結し、えるの叔父の秘密を推理する場面では、撮影前は4人で仲良く談笑しているものの、監督の「テスト!」の一声で一気に真剣な表情に。普段とは一味違った役者としての一面を垣間見ることができる。

また、物語最大の謎、えるの叔父の高校生時代役を演じる本郷奏多が、絶叫&アクションを披露する場面も。これは、カメラがキャストの周りを360度回転するという、安里麻里監督独特の撮影方法で撮影され、奉太郎が推理するシーンなど随所で取り入れられた。33年前に学園で起きた事件とは一体何なのか、益々気になる!

撮影中は、キャスト陣の細かいアイディアも積極的に採用され、奉太郎が推理する場面で、部室のテーブルの上のものを全て払い、バーンと引っ剥がす動きは、山﨑自らの演出。また、広瀬もリハーサル時から安里監督と話し合いを重ねた結果、意志の強い千反田えるというキャラクターを完璧に作り上げ、叔父の真相に気づく重要なシーンでは一発OKだったそう。キャスト、監督との絶大な信頼関係の上に製作された本作。劇中さながら、眩しい青春の一ページのような現場で発掘された、キャスト陣の新たな一面をお見逃しなく!
2017年11月3日公開