アメリカ大統領選挙で未だ敗北を認めていないトランプ大統領が、退任後にフロリダ州の別荘に移住する計画があるとして、周辺住民が反対していることが分かりました。
アメリカメディアによりますと、トランプ大統領はフロリダ州の別荘「マー・ア・ラゴ」にすでに居住用のスペースを建築していて、退任後に妻子とともに移住する計画を進めているということです。ところが15日、周辺の住民が地元政府などに書簡を送り、移住は契約違反だと訴えました。トランプ氏は1993年に、施設を個人の住宅から会員制の社交クラブとして改築していて、契約書にはすべてのメンバーが一年に3週間以上の滞在ができないと書かれているということです。また、住民側の弁護士は「マー・ア・ラゴ」を住居ではなく投資する物件として運用することで、「トランプ氏がかなりの税制優遇を受けている」と主張しています。トランプ氏は大統領に就任した後、30回以上別荘を訪れていて、それに伴う交通渋滞や規制に住民の不満が高まっていました。
[テレ朝news]