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深田恭子は「大鵬のよう」? 東野圭吾作「幻夜」ドラマに



11月21日からWOWOWで始まる連続ドラマ「幻夜」の制作発表が21日、都内であり、主演の深田恭子、共演の塚本高史、柴田恭兵が登壇した。「私にとって新境地でした」という悪女役に挑んだ深田は、白いドレスに総額約2億円のジュエリーを身につけ、役柄さながらのクールビューティーぶりだった。
 「幻夜」は、人気作家・東野圭吾氏の原作で、ベストセラー「白夜行」の姉妹作ともいわれる。伯父を殺害した男が謎の美女に出会い、共に生きていくことになるが、彼らの行く先々で事件と陰謀が巻き起きる――。深田は美ぼうと才気を武器にのし上がっていく謎の女・新海美冬を、塚本はその美冬を愛しすべてをささげる男、柴田は2人を追う刑事を演じる。
 深田は「作品のファンで数年前に読んだ時はすごくおもしろくて、『映像化されたらどうなるんだろう』と思っていた。いざ演じるとなって内側から彼女を見ると悲しい女性で、考えれば考えるほど自分も悲しくなっていった。なかなか美冬を理解できず難しかった」と話した。
 柴田は、初共演となった深田の魅力を「不思議な空気をまとっていて、妖艶(ようえん)で美しく、迫力、かんろくがあって(往年の名横綱)大鵬のような人」と意外なたとえで表現。柴田によると大鵬は、組んだ瞬間に対戦相手に「大鵬さんにならどうにでもしてほしい」と思わせる相撲取りだったそうで、「最終的には自分も『どうにでもしてくれ』という感じだった」という。深田は若干とまどいつつも「光栄です」と答えた。