【千葉市動物公園】
日本一有名なレッサーパンダ風太君が住んでいる千葉市動物公園。
モンキー専門の動物園にはかないませんが猿の種類が多い。一部勝っているところもあります。
それはボノボ以外の類人猿がすべて見学できることです。※ボノボは日本の動物園にはいません。
ゴリラ、オラウータン、チンパンジーのカップルが一か所にまとまっています。
類人猿がここまでそろっている動物園はそうそうありません。
霊長類には真猿類と原猿類など小型から大型まで200種類くらいの数がいますが、
ここでは24種の霊長類が暮らしています。
【ニシローランドゴリラ メンバー紹介】
ローラとモンタで二人が暮らしています。一緒には暮らしていません。
二人とも顔や体毛のつやもよく健康そうです。
1.モンタ ♂ 1984.09.25 出生地:スペインor野生
上野動物園のモモコ、その子供モモタロウと一緒に来園しました。
モモコとモモタロウは上野に帰りましたがモンタはここで一人で暮らしています。
ちなみにモモタロウは、現在は京都市動物園のボスです。
2.ローラ ♀ 1977.09.21 出生地: 別府ケーブルラクテンチ
以前は今は亡きオスのケンタと暮らしていましたが子供はできませんでした。
独り身でストレスが少ないからかも。
※日本国内では6つの施設で全20人が暮らしています。寿命は野生で30-35年、飼育下で35-40年、最高記録が55歳。
ゴリラの動物園間の移動は、仲の良い仲間から離すことや慣れた環境から変わってしまうことなどのストレスから病気になったり、衰弱して死亡してしまうこともあります。見た目と異なりとても神経質で繊細な生物です。
現在は各動物園が協力して分散しているゴリラを集め、子孫を増やす取り組みを行っています。
しかしながら、この5年間で無事生まれて育っているゴリラは上野動物園のリキと京都動物園のキンタロウの2人だけで、これに対し5年間で死亡した高齢ゴリラは7名です。(死因は様々です)
5年間で25人だったゴリラは20人までに減っています。
さらに20人のうち9人は高齢ゴリラです。
昔と異なりゴリラを国外から連れてくることが困難な現在、日本でゴリラが見られなくなる日は1日1日と近づいています。