【フィギュア】紀平梨花、7か月ぶりに舞った アイスショーで大きな拍手 右足首故障で五輪断念…復活の一歩
フィギュアスケート女子で、右足のけがから復活を目指す日本女子のエース、紀平梨花(19)=トヨタ自動車=が25日、都内のダイドードリンコ・アイスアリーナで行われたアイスショー「プリンスアイスワールド」に出演。約7か月ぶりに観客の前で演技した。ひときわ大きな拍手を浴びて登場した紀平は「Rain」の曲に合わせ、優雅な滑り。ダブルアクセルも2度披露した。

 20年全日本選手権のフリーで4回転サルコーを初成功させ、五輪メダルを期待された。だが昨年7月に右足首を故障。GPシリーズのスケートカナダとNHK杯、全日本選手権と欠場し、五輪出場はかなわなかった。

 北京五輪が閉幕した20日、自身のインスタグラムに「どんなときも応援してくださる皆様に、感謝の滑りを届けたい」と投稿。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪へ、日本のエースが再スタートした。