7日、熊本空港で小型プロペラ機の訓練中、県の防災消防ヘリが誤って滑走路に進入するトラブルがありました。
国土交通省は事故調査官を現地に派遣し、調査を始めました。
国交省などによりますと、7日午前9時50分ごろ熊本空港で、小型プロペラ機が着陸してすぐに離陸する『タッチアンドゴー』の訓練を行っていた滑走路に県の防災消防ヘリ『ひばり』が誤って進入しました。
管制官からの指示で小型プロペラ機が回避し、機体の損傷やけが人はいませんでした。
国土交通省は今回の事態を事故の恐れがあった重大インシデントに認定し、航空事故調査官を8日午後、現地に派遣しました。
当時、県の防災消防ヘリには4月から活動する新人隊員の訓練のため7人が搭乗し、管制官からは
滑走路の手前で待機を指示されていたということです。